蜂蜜に発がん性!?安心安全ハチミツを選ぶ3つのポイント

先日、マヌカハニーから発がん性が疑われる除草剤のグリホサートの成分が検出されたとの報道がありました。問題の除草剤は米モンサント(2018年に独バイエルが買収)が開発したグリホサート。世界的に使用量が増えているが、国際保健機関(WHO)傘下の国際がん研究機関(IARC)は2015年、「ヒトに対しておそらく発がん性がある」と発表した。 当社では、はちみつを原料ロットごとに、300 項目以上の使用される可能性のある農薬・抗生物質の検査を実施しております。この度、報道があったグリホサートも検査を行い、品質面で問題がないことを確認しておりますのでご安心ください。

グリホサートとは?

ハチミツから検出される農薬の主たるものはグリホサートという除草剤とネオニコチノイド系農薬という浸透性の農薬があります。これらはミツバチの帰巣本能を狂わせてしまうので、海外では使用が禁止されています。グリホサートもネオニコチノイド系農薬のどちらも蜜蜂のナビゲーション能力を低下させます。 ヒトに対しても、体内代謝過程でホルムアルデヒドやエストロゲンを産生させ、発がん性が疑われています。ハチミツにはその他にも殺虫剤、ダニ駆除剤、防カビ剤、抗真菌剤などが高確率で検出されています。 ポーランドの研究機関が155個のハチミツの残留農薬を検査したところ、85%のハチミツに少なくとも1つの農薬、殺虫剤、ダニ駆除剤が検出され、その検出された薬剤の種類は200以上もあったそうです。実際に日本でも食品衛生法で定める基準値(0.01ppm)を超えるグリホサート(0.02-0.03ppm)が、大手ハチミツ製品メーカーの商品から検出されたことがありました。 私たちが食べている殆どの農作物の受粉は、ミツバチの力に依存しています。ミツバチが減り受粉がされないことは、食糧危機につながる重要な事故だと海外では考えられています。そのため欧州ではこれらの農薬を禁止しているところが多いのが実情です。 日本では、このグリホサートやネオニコチノイド系農薬はお庭や畑用の農薬として普通にホームセンターなどで販売されてしまっています。近い未来の食糧を守るために、気を付けていきたいですね。 さらにハチミツがカラダによいと思って食べていても、これらの残留農薬に気が付かず、カラダにいれてしまっているかもしれません。 購入の際は、信頼できる養蜂家か、検査表を公開しているかを確認してみてはどうでしょうか。

安心安全なマヌカ蜂蜜をお楽しみください

当社の「マヌカ蜂蜜」は、ニュージーランドの法律に則って採蜜されたものです。 同国の第一次産業省によって、摂取しても問題のない輸出用基準に適合した品質で あることを証明された蜂蜜だけを輸入しています。 また、除草剤のグリホサートは、一般的に農場や牧場で使用されています。 当社の「マヌカ蜂蜜」を採取している養蜂場は、農場や牧場から 3km 以上離れた自然 豊かな山奥にあります。蜂の採蜜範囲は約 2km であることから、物理的に当社の 「マヌカ蜂蜜」に混入する可能性は極めて低い環境です。 これからも私ども山田養蜂場は、お客さまにはちみつ本来の香りや味を安心して お楽しみいただけるように、より一層の品質管理に努めて、安全な商品をお届け いたします。

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